サービサー事業
サービサーとは、金融機関等から委託を受けまたは譲り受けて、特定金銭債権の管理回収を行う法務大臣の許可を得た民間の債権管理回収専門業者です。
当社は1999年4月に不動産事業を展開する株式会社アトリウム(現株式会社セゾンリアルティ)を母体として設立され、同年7月には債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)に基づき法務大臣の許可を取得、全国で13番目のサービサーとして営業を開始しました。以来、社員一人一人が高い規範意識を持ち、健全なサービシング業務の実践を通じて多くの経験を蓄積してまいりました。
そして2023年4月、当社はクレディセゾングループのファイナンス事業をリードする株式会社セゾンファンデックスの完全子会社になりました。セゾンファンデックスグループとして互いの分野で培ってきた強みを活かし、相乗効果の最大化を追求します。
当社は創業以来蓄えてきた不動産再生のノウハウを活かし、サービサー事業のなかでも、金融機関等が有する不動産担保付債権の買い取りに特化した事業展開を行い、担保不動産の価値最大化に寄与してまいりました。また近年では、事業キャッシュフローの減少により返済期日の繰り延べ(リスケ)を繰り返している事業者様向け債権や、賃貸経営の改善途上にあるアパートローン債権等、弁済継続型といわれる債権の管理回収を数多く手がけ、多様なサービシングニーズに応えています。